マレーシアの高原でロングステイ
滞在の記録

2011年1月10日〜3月7日

キャメロン・ハイランド
1月10日〜2月6日
                  
宿 ヘリテージホテル
フレーザーズ・ヒル
2月5日〜3月6日
                           
宿  プンチャック・イン
目次
キャメロンハイランド滞在の記録 フレーザーズヒル滞在の記録
 @ 概要 @ 概要
 A 交通手段 A 交通手段
 B 長所 B 長所
 C 短所 C 短所
 D 宿泊 D 宿泊
 E ゴルフ E ゴルフ
 F トレッキング F トレッキング
 G 携帯電話  G 食事
 H 食事  その他
    その他   お世話になった人々
キャメロン・ハイランド滞在の記録
@概要
 首都クアランプール(以下KLと略す)から約200KM北にあり高度1800Mの熱帯雨林の中にある高地で避暑、避寒に適した小さな町である。
町の中心はタナラタでその4KM北にはブリンチャン、南8KMにはリングレットという町がある。ベストシーズンは1月の中旬から3月と7月から9月である。
紅茶の産地で山全体が茶畑になっており野菜や花の栽培地でもある。

キャメロンハイランドのランドマーク ブリンチャン山
東側斜面は広大な茶のプランテーションが広がる
A交通手段
 関西空港からはKLに晩く着くので市内に1泊しなければならない。
 タクシーで空港から約400リンギット(以下RMと略す。1RMは28円で計算)。所要時間約4時間
 バスではまず空港からKLの中心にあるプドラヤバスステーション(現在改修工事中で完工時は未定)までは約40KM足らずありタクシーで約100RMかかる。そこからキャメロンハイランドまでバスで4時間半以上でかかり30RM前後(ただしバス会社が3社程あり豪華さ、席の広さ、速さ等により値段が異なる。
 以上のことを勘案し最近は空港近くのホテル(コンコルド・イン)に宿泊して翌朝タクシーで直接キャメロンハイランドにいっている。帰りはバスとタクシーでの利用の方法をとっている。
 飛行機は従来はマレーシア航空でKLに直接入るが今回は費用の点を考えて廉価な大韓航空のソウル経由を選んだ。

KL空港近くで1泊 ホテルコンコルド・イン
B長所
 1800Mの高地なので常春で、気温は私たちが行く1〜2月は朝晩、内外とも常に温度計は19度を指している。7〜8月はもう少し暑いようだ。
 四季の花が咲きみだれている
 暖かいので体を動かすのが苦ではないので運動不足にならない。
 熱帯雨林の中にあるので適度の湿気があり肌にやさしい。
 花粉症の原因になる花が無いのでにもならず、花粉症の人には朗報である。 トレッキングコースも多くありトレッキングをしているとしっとりしてさわやかである。
 近くに18ホールのゴルフコースが1つあり、料金も安く込んでいないので夫婦2人でも気楽にプレーができる
 物価が日本の1/3くらいで安い(これはマレーシア全体にいえること)
 治安がよい(これもマレーシア全体にいえること)。

年中春の気候で巨木のブーゲンビリア
写真左から  ウツボカズラ 年中生える食べられるワラビ  サルビア  カンナ Tree Fern


C短所

往きの最後の1時間、および帰りの最初の1時間は7曲がりのイロハ坂を通るので車酔いをする可能性があり、車に弱い人は要注意。ゴルフ、トレキング以外はほとんどないので退屈するかも。但しキャメロン会員さんたちは絵画、マージャン、テニスなど仲間で楽しんでいて、暇をもてあましている様子はない。 

D宿泊

 ホテル、コンドミニアム、ゲストハウス等料金はさまざま
目的により例えばゴルフが目的の人はゴルフ場の前のホテル(ただし高級ホテルが多い)、2〜3ヶ月以上のロングステイの人はコンドミニアム、設備に頓着しない人はゲストハウス(ヨーロッパの若い人が多い)。
 私たちは以前はタナラタにあるクールポイントホテルやゲストハウスに宿泊していたが最近はヘリテッジホテルに宿泊している。
 料金はヘリテッジホテルでは(以下「キャメロン会員」料金で)1部屋当り朝食込みで旧館25泊以上120RM,14泊以上130RM、7泊以上140RM,6泊までは150RM。新館では各20RMアップになります。ただし新館では祝祭日は更に各60RMアップになります。新館は一昨年増設され室内、廊下とも明るく、暖かいので20RMアップなら充分価値がある。
 コンドミニアムではヘリテイジホテルの横にありヘリテイジホテルが管理を担当しているグリーンリゾートでは3LDKで2バストイレ付きで賃料1ヶ月2000RM。少し離れているが同等の広さでリリーが1300RM.ただし2ヶ月まで位の短期賃貸では中国の旧正月の10日間ほどは明け渡すなどの条件があるところもある。

左上 ヘリテイジ・ホテル    右上コンド プリマ・ビラ
左下 コンド リリー     右下 グリーン・ヒルリゾート

Eゴルフ

 キャメロンハイランドゴルフクラブでタナラタとブリンチャンの間のブリンチャン寄りにありクラブハウスは昨年立替て立派になっている。
 料金は18ホールプレーフィー1人平日52.5RM、土日祝84RM,シニア(55才以下)平日42RM、1ヶ月577RM(全日OK)である。
キャデー30RMとチィップ10RM、トローリー(手引きカート)賃料1台16RM。今回は健康のため14回ゴルフ場に足を運んだ。
 交通手段は、ヘリテイジホテル宿泊者には7時半、9時半、12時半(迎えのみ)にシャトルバスがある。タクシーではタナラタから片道8RM,バスでは行きは9時、帰りは12時で片道1RM。
 18ホールで5579M(6106Y)パー71である。
アウト
11,14,16,18ホール以外は全てクリークがありボールをよくなくす。
1番516Mパー5インデックス3   2番378Mパー4インデックス1
3番346Mパー4インデックス7   4番162Mパー3インデックス17
5番269Mパー4インデックス13  6番303Mパー4インッデクス9
7番482Mパー5インデックス5   8番195Mパー3インデックス11
9番290Mパー4インデックス15   
イン
10番480Mパー5インデックス6  11番188Mパー3インデックス10
12番363Mパー4インデックス2  13番205Mパー3インデックス8
14番304Mパー4インデックス12 15番485Mパー5インデックス4
16番118Mパー3インデックス18 17番272Mパー4インデックス14
18番303Mパー4インデックス16

ゴルフ場レイアウト

大改築されたクラブハウス

コース全体のの真ん中を深い川が流れる
ボールはいくらあっても足りない


オラン・アスリの少年からボールを補給
1個1リンギット約30円



Fトレッキング
 14コースがあるが4番,9番のコース以外は迷いやすくガイドを付けなくては危険である。「キャメロン会」に入会していれば会員の中にベテランのリーダーがいて指導してくれるし仲間が多いので楽しく安心である。

キャメロン会主催
日曜朝市広場に集合
G携帯電話
 シムカードの取替えで利用できる携帯電話機を持っていっていたので、DIGIの会社を利用しシムカードと2ヶ月利用できるプリペイドカードを合計で68RMで購入した。通話料金はマレーシア国内固定、携帯とも1分0.36RM,日本へは固定0.18RM(約5円),携帯2.36RMと大変安い。他に2社あるが利用頻度が国内か、日本かによって選択が出来る。
H食べ物
 中華料理、インド料理、マレー料理と様々あり選択肢が多いが、香辛料と椰子油を多用しているので人により抵抗があるかもしれない。。
 果物も色々あり美味しい。和食の食材も「益昇」で売られている。
 ただイスラム教の国なので豚肉料理がなく鳥料理が多い。ビール等アルコールはスーパーで売られている。ただし中国人、インド人経営の店で。
マレー料理 クレイポット   英国風スコーンと紅茶      インド料理

スチームボート
その他
 両替はメイバンクなどの両替専門店と個人の両替商があり両替率は個人商のほうが僅かに良いが、信憑性と対応の点でメイバンクを利用している。
 服装は朝晩は暖かい服装が良いが昼間の天気の良い時期はTシャツで充分である。ハイキングやトレッキングに行く時は、毎日のように猛烈な夕立があるので、防水のハイキングシューズかトレッキングシューズ、レインコート、長袖のシャツ、軍手、帽子、傘(携帯用でない丈夫なもの)が必携である。
 インターネットについて、無料の無線ラン(WiFi)の浸透が早くヘリッテジホテルでも利用が出来た。ただ旧館の部屋での利用は電波が弱いため無理でフロント横での利用になった。また街のレストランでも利用できる店がある。沢山の人がノートパソコンを持参してメールやインターネット等を楽しんでいた。
 洗濯 ヘリテッジホテルにはコインランドリーがある。街の洗濯屋数軒あり3KG6RM程度 

     四季の花が年中咲いている常春キャメロンハイランド 
左から 野生のバナナ ストレチア ヘリコニア インパチエンス リップステイック

フレーザーズヒル滞在の記録
@概要

 首都KLから100KM北にあり高度約1500Mの熱帯雨林のなかにある高原リゾート地の町(と言うよりも小さい村か?)である。
 開発公社が管理しており常時清掃をしているので大変清潔で、道路や公園への花の手入れもこまめにしているので気持ちがいい。
 小さな遊園地もあり休みの日には家族連れが多く、また若いカップルや新婚のカップルが写真を撮りに訪れている。
沢山の鳥がおりバードウオッチィングのメッカでもある。

町の中央のランドマーク時計台
A交通手段
 主な手段は、キャメロンハイランドよりは近いのでその日に着けるタクシーを利用しKLの空港から250RMで約3時間。ただ麓のギャップからは道路が狭く一方通行なので時間の規制があり登りは奇数時、降りは偶数時である。また以前一時新しい道路が建設されて登り降りが指定されていたが、数年前新しい道路が土砂崩れで通行禁止になっていたが、補修が終わり再度6月くらいから通行可能になるとのこと。
 バスではラウブまで行きタクシーに乗り換える、また列車でクアラ・クブ・バルまで行きタクシーに乗り換える等の方法もあるが、時間の関係や荷物が多いので往復ともタクシーを利用している。
 またキャメロンハイランドでステイした後こちらへ来るのでタクシーを利用、3時間で300RMである。この間はタクシー以外の便はない。

登り、降りの時間を示す掲示板
2011年の6月から登り、降りそれぞれの道路が
通行可能になる
B長所
 常春でキャメロンハイランドより300Mほど低いので気温は一日中22度を指したままである
 四季の花をこまめに植え替えたり、手入れをしているので町は美しい。
 暖かいので体を動かすのが苦ではないので運動不足にならない。
 熱帯雨林の中にあるので乾燥肌にもならない。
 花粉症の原因となる花粉がないので、花粉症の人には朗報である。
 トレッキングコースも多くありトレッキングをしていると、しっとりして爽やかである。
 ホテルの前に9ホールのフレーザーズ・ヒル ゴルフコースが1つあり、料金も安く、プレーヤーが殆どいないので夫婦2人でも気楽にプレーができる。
 物価が日本の1/3くらいで安い(これはマレーシア全体にいえること)
 治安がよい(これもマレーシア全体にいえること)。
 バードウオッチィングのメッカになっているほどなので、鳥の種類や数が多く、珍しい鳥が見られたり、朝は小鳥の鳴き
声で目が覚め、また一日中鳴き声が聞こえる。町全体が大変静かである。

毎日朝早くから町の花々をコツコツ世話をしている
ガーデイナー

 町中を彩るリップフラワー        インパチエンス                 トランペットフラワー
C短所
行きの最後の1時間、および帰りの最初の1時間は7曲がりのイロハ坂を通るので車酔いをする可能性があり車に弱い人は要注意。ゴルフ、トレキング以外はほとんどないので退屈するかも。(ただ絵や写真に興味があったり読書の好きな人にはもってこいである。)大変小さな町なのでレストランや食堂、売店は極端にすくない。美容店、理容店はない。携帯電話のシムカードやプリペイドカードの売店もない。ビール等アルコール類は種類も少なく高めである。
D宿泊
 大きなホテルは2つ、小さな宿泊所が多数、ほかにコンドミニアムが大きいのが2つあるが、私たちはゴルフ場の前にある朝夕食付き(近くにそれらしいレストランが無いのでリッチ?に朝夕の2食付の)ホテル プンチャック・インに宿泊した。前回は同じくゴルフ場の前にある朝夕食付きのホテルシャザン・インに宿泊した。他のコンドミニアムなど宿泊場所はゴルフ場まで遠かったり、坂の上であったり食事付きでないので敬遠した。コンドでは食材が買える店が少ないので料理が出来なかったり、料理のための熱源がないのが現状である。
 シャザン・インは日本人が沢山利用している。客室が70室あり1室14泊以上で朝夕食付きで1室135RMのホテルらしいホテルである。
 プンチャック・インは昨年大改造をして部屋も明るく綺麗であるが、エレベーターがないので4階まで歩くにはきついがゴルフのためのウオーミングと考えてがんばっていた。
        
ファミリールーム(4階で4室あり内ツインは2室)、ジュニアスイート(3階で8室内ツインは4室)
             
宿泊費朝夕付き(夕食無しの場合はRM30引き)

ファミリールーム
   1 〜 6泊   MR150
   7 〜13泊   MR155
  14 〜24泊  MR145
  25泊以上    MR130
           
ジュニアスイート
  MR165
  MR160
  MR155
  MR150

多くの日本人が滞在しているホテル シャザン・イン

          
       国の開発公社が経営するプンチャック・イン

山の頂上にあり見晴らしが抜群の
コンドミニアム シルバーパーク
Eゴルフ
 ホテルシャザンイン、とプンチャックインの前にあり9ホールのゴルフ場である。 料金はプレーフィー1日、平日40RM+6%の税金、ただしシャザンインとプンチャックインのホテル滞在者は20%引き,24RM+6%で25.44RM、1ヶ月は356.15RM(税込み)で全日OKである。トローリー(手引きカート)は1日10RMである。 9ホールで1953Mパー32である。今回は健康のために
26日間ゴルフ場に足を運んだ。健康のためとはいえ流石に最後のほうは疲れ気味であった。
9H、パー32と小振であるがトリッキーなホールもあり結構楽しめるし、プレーヤーが少ないので自由に何時でもプレー出来るのが
取得だ。
1番347Mパー4インデックス3  2番172Mパー3インデックス5
3番373Mパー5インデックス2  4番234Mパー4インデックス4
5番147Mパー3インデックス8  6番129Mパー3インデックス7
7番281Mパー4インデックス1  8番101Mパー3インデックス9
9番169Mパー3インデックス6

ゴルフ場レイアウ

1番Tショット


各コースの案内板

9番 バックはジャングル

各コースに避難小屋あり
Fトレッキング
 8コースあるがいずれも深い熱帯雨林の中を歩くので爽やかであるが蛭が多く注意が必要である。その内の1800
Mのマクセルトレイルが倒木が多いのと、5000Mあるパインツリートレイルが起伏が多く危険なのでガイドが必要である
以外の6コースは500〜1500Mと短く歩きやすい。


Lantana 
インシアドネ語ではBunga Tahi Ayam鶏の糞の花

山全体を覆うMorning Glory

ジャングルに咲く
Impatients

ジャングルに咲くSenduduk
G食べ物
 町のレストランは数が少なく、中華料理、インド料理、マレー料理、英国料理が限定される。
宿泊したホテルでは我々長期滞在者は朝夕食付きで毎日マレー料理、中国料理、西洋料理と献立を工夫してくれた。

下記の写真はホテルの夕食 毎日スープ デザート付き
その他
 両替 シャザン・イン内にあるメイバンクのみ。
 服装 22℃の気温なので動くときは夏服、動かないときは上着が必要。ゴルフやトレッキングの時はスコール対策の靴、服装が必要。蛭対策に足もとをビニールカバーで覆うと良い。
 インターネット 部屋内は有線  フロントでは無線でいずれも無料で使用できるが通信事情はあまりよくない。SKYPEはほとんど使用できない。 
 洗濯 湿気が多いので乾きにくいため、乾きやすい素材の服、下着が良い。クリーニング店は1軒あり1Kgで4RM(少々高め)
費用概算(2人分、円、2ヶ月分)
  航空券(大韓航空)      154,220
  ホテル
   コンコルド・イン         7,084   1泊
   ヘリテッジ           87,360  26泊
   プンチャック・イン      101,920  28泊 
  ゴルフ
   キャメロン・ハイランド    30,576
   フレイザーズ・ヒル      19,944
  タクシー             26,600
  食事(昼夕)           42,000
  その他 (土産等)       37,000

  合計               506,704円



滞在中お世話になった人々  次回もよろしく
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ホテルのエンジニアNikさん

フロント右から
支配人NaliniさんManiamさんMarshitaさんSureshさん

夕食を我々のために工夫してくれたサブシェフ
Azizさん

中央ハウスキーピング主任Alagammahさん

chefの夫人Faridさん
KLからめずらしい果物を買ってきてくれました

毎日プレイしたゴルフ場の受付
Zunaidahさん


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