台湾高雄
            2015    3. 11 ~ 3. 30 

新竹滞在から引き続き高雄にやってきました

 


宿 魔天海湾商旅 高雄市前鎮区新光路21号 
交通 捷運(以下鉄MRT) 三多商圏2番出口  バス停新光路口
    

最近オープンした最新式の総合図書館
日本の絵本もたくさんある

すぐ近くに高雄のランドマーク85ビルがある
 宿の周辺は大型デパート、ランドマークの85ビル 高雄市の総合図書館 Exhibition Center トップ企業が集まる、新しい町の中心となっている 
 
 
高雄展覧館Exhibition Center
 
聖光水岸公園
 
建築中の台湾最大のIT会社「鴻海」
 
台湾最大の鉄鋼会社「CSC」
 

                       今回お世話になった方たち
                 
                      写真の皆様方に大変お世話になりました。
                    張さんの言葉 「入境随俗」 郷に入れば郷に従え
                    巫さん (Ms.Wu)の言葉 「做人有量就有福」
 特にお二人には、物心両面で大変なお世話になった。日本人の感覚では、あまりにもやってもらい過ぎなので、遠慮すべきであったが、お二人とも、これが台湾流、こちらにきたらこちらのやり方に従いなさい。日本に帰ったら日本のやり方でやればよい、と常にいわれた。本当によくしてもらった。この御恩返しはどれほどできるであろうか
 
滞在メモ
交通カードが便利 
I-PASS
 台鉄、MRT地下鉄(15%引き) バス コンビに等で使用可能
 台鉄で使えない区間 林内ー苗栗間と 屏東より東
悠遊カード 
  使い方はI-PASS と同じ。但し 65歳以上は優待カードが使えるのでバスは半額となる。
 
バスの情報
 *スマホで 
  「bus Tracker Taiwan」をインストールして、「Routes」で乗りたいバスナンバーを入れる。乗りたいバスが後何分で到着するかが表示される。乗りたい場所で 「near by」をクリックすると、その近くを走るバス情報がすべて見られる。
 バス停が整備されて乗りやすい。市内の運賃は大人は20元、子供 シニアは10元 65歳以上の悠遊カード優待は8元
 
*高雄市政府文化局の文化公車バス(1日券50元乗り降り自由)が観光地を走っている。 ○西子湾のハマセン ○鳳山新城地域 ○舊城地域 (私たちののったハマセンは1日50元と書いてあるのになぜか全員一日券30元だった)

*台鉄の高雄駅 前駅から後駅へ行く時は改札口付近のチケットを取って通過する。

*高雄市政府交通局発行の、高雄公共バスのルートをすべて網羅したガイドブックがある。台鉄高雄駅バスターミナルの窓口に行って、高雄にロングステイしているといえばもらえる、と思う。
   


高雄市公共自転車
 外国人はクレジットカードのみで利用可。1時間無料 以後30分につき15元。

地元の人お勧めの夜市情報
 自強夜市 85ビルの前のとおり自強三路
 金鑚夜市 凱旋夜市 MRT凱旋駅2番出口から連絡バス
 瑞豊夜市 MRT 巨蛋駅1番出口からすぐ 



小6 中3の孫が高雄にやって来ました
3月25日~30日
 
 戦争が終わるまでの50年間 台湾に住んでいた人たちは日本人であった。日本語を流暢に話し、日本を大切にしてくれている人々がいること。また統治時代の日本人が残したもので現在も台湾人に評価されている水利施設、建物などについても、是非、孫たちに知ってもらいたくて、春休みを利用して、台湾高雄に呼んだ。孫たちが送ってくれた台湾についての感想を見ると、この点については、私たち祖父母が期待したようには感じていないようであるが、それはそれでよいと思う。とにかく「とても楽しかった、又行きたい」と思っただけで十分である。これがきっかけになって台湾が好きになり、いろいろなことがわかるようになってくれたらよい。

 子どもというのは、楽しむことの天才です。まず飛行機の出発が3時間遅れたことを楽しみ、荷物検査で100円ショップで買った、おもちゃのヌンチャックを取り上げられたことで楽しみ、狭い彼らのベットルームで楽しみ、夜市で楽しみ・・・・・・ジジババがリュックを忘れたことを楽しみ・・・・地下鉄で日本と違うところで楽しみ・・・どんなことでも楽しくて仕方ない。その彼らを見て、私たちも楽しい、という5泊6日の滞在であった。

小6 あきと 
おいしかったものベスト3
1位 しょうろんぽう 2位 スープ 3位 果物

おもしろかった所ベスト3

1位 龍虎塔 2位 西子湾 3位 夜市

夜市ベスト3

1位 自強夜市 2位 瑞豊夜市 3位 金鑚夜市

スープベスト3
1位 ハマグリのスープ 2位 魚の皮のスープ 3位ワンタンスープ

おどろいたことベスト3
1位 地下鉄の切符がコイン 2位 屋台が多い 3位 バイクが多い

台湾で乗った乗り物ベスト3
1位自転車 2位船 3位飛行機

こまったことベスト3

1位 蚊が多い 2位 蒸し暑い 3位 バイクが多い 

ハプニングベスト3
1位 空港で100円ショップで買ったヌンチャクを撮られたこと
2位 飛行機が3時間おくれたこと
3位 バスにのりおくれたこと


中3 ゆうと 
楽しかったこと
1 ホテルでの生活 2 小籠包を食べたこと(自強夜市で)
3 サイクリング(西子湾)
面白かったこと
1 飛行機に乗る時 あきとのヌンチャクがとられたこと
2 じいちゃんとばあちゃんがカバンを忘れたこと(1回ずつ)
3 女性のバスガイドさんがきんきん声話してたこと
きれいな建物
1 龍虎塔「龍から入って虎から出てくる
2 歴史博物館 「二二八事件!!」
3 安平古堡 「カオリンの祖先?の鄭成功」
気に入ったところ
1 台湾のホテル(リビングと寝る場所)
2 自強夜市(小籠包)
3 西子湾(サイクリング)
4 安平のツリーハウス
おいしかった食べ物
1 小籠包(自強夜市)
2 厚揚げ張さんと食べたやつ
3 旗津半島で食べたイカの炒め物
楽しかった日
1 4日目の西子湾サイクリング
2 3日目のカオリンと台南に行った日
3 5日目のバスに乗っていろいろなところを見に行った日
楽しかった交通機関
1 自転車サイクリング
2 地下鉄 乗りまくりましたーー
3 バス ばあちゃんが入れているアプリ見て「情報社会」と思った
4 飛行機 王道ですね
びっくりしたこと
1 鉄道(地下鉄)の持つとこがちがうかった。
2 エスカレーターで真ん中に線があった。
3 地下鉄でドアにドアがあった
4 (地下鉄で)きっぷではなくチップだった。
ハプニング
1 飛行機に乗る前にヌンチャクをとられた
2 じいちゃん ばあちゃんがカバンを忘れた
3 飛行機が3時間遅れた!



 中3 ゆうと 旅のメモ
1日目 
 飛行機の出発が3時間遅れてうろうろした。
昼過ぎに高雄に到着する予定が夕方5時ころになった。地下鉄で宿に行き、カルフールでおやつなどの買い物をした後、近くの自強夜市に行って小籠包などを食べた。
2日目 
 地下鉄とバスで呉さんい(90歳)のお宅を訪問して、いろいろ話を聞いた。昼食は呉さんに、台湾風ハンバーガー、ワンタン、大根もちをご馳走してもらった。
その後バスを乗り継いで蓮池譚へ行った。龍虎塔に大喜び。塔の一番上まで上って周囲の景色を満喫した。湖畔にある関帝廟、「三国史」が大好きな二人は駆け上って見学。
 夕食は張さんお勧めの高雄後駅の「後站食堂」張さんと一緒に食事。ここの食事はすべておいしかったけれど特に厚揚げの料理がおいしかった。食事の後はすぐ近くの張さんの自宅に行って、杣草のゼリーをいただきながら、いろいろ話をうかがう。中国語の基礎のための勉強の本もいただく。
3日目 
 カオリンのガイドとおにいちゃんの車でに台南の烏山頭水庫へ
八田與一記念館、放水口、水路の上にかかった虹の架け橋、
八田與一の銅像、当時使用されていた機関車、再建された八田氏等の職員の住居などを見学した。
 昼食は旗田駅近くのレストランで「べんとう」を食べた。
 台南の海岸安平に移動して、安平老街をぶらぶら、名物のエビ、カニのせんべいを買い、安平に行ったら欠かせない「同記安平豆花」それぞれトッピングにタピオカ、レモン、小豆、緑豆をのせて食べた。
  ガジュマルの木で覆われた倉庫跡、トリーハウスを見学後安平古堡(ゼーランダ城、鄭成功の城を見学 夕食はカオリンお勧めの瑞豊夜市へ
4日目 
 地下鉄西子湾駅で「小麥町租車坊」自転車を借り、フェリーで旗津半島へ
まず海忠寶活海産店で昼食。自転車で旗后灯台へ海岸をサイクリング、途中の海水浴場の砂浜で1時間以上水遊び。
帰りのフェリーは単車の客でいっぱい5隻ほど待ってようやく乗れる。
夕食はカオリン推薦の凱旋夜市 金鑚夜市へ
5日目
 地下鉄で西子湾へ 哈瑪星(はません)文化公車バスで歴史博物館へ 盬埕駅近くの自助飯店でで昼食の後、駁二芸術特区、バナナ埠頭、中山トンネルを通って蒋介石の別荘、 西子湾海水浴場、英国領事館を見学して再びバスで西小湾駅へ。夕食は今までで一番おいしかった自強夜市で小籠包を思い残すことなく食べる。
6日目
カルフールでおみやげを買った。昼ごはんにカレーを食べて、予定通りの飛行機で無事帰国。

 25日 飛行機が3時間遅れて高雄空港到着

自強夜市のレストランの夕食
味は抜群

二人が楽しんだ寝室
狭くてかわいそうかなと心配したけど、この部屋こそ楽しくてよいとのこと。
 
26日 地下鉄・バスで呉さんのお宅を訪問
 
20歳まで日本人だった呉さん夫妻を訪ねた
台湾料理のハンバーグ風、ワンタン、大根もち、果物等をいただきながら、話を伺う。
平凡な人生だ」と本人は言われるけど、日本時代、そして戦後、日本語が禁止され、
中国語を必死で勉強して職に就いたその後の人生

大変な苦労をされたと思う

日本語禁止で話せない時代が長かったのに
呉さんの日本語は完璧
ことわざ等も駆使して流暢に話されることにびっくり!!
                  
                             昭和20年3月台中一中の卒業証書
                                             校長 田中恵一
                    このほかにも国民学校時代の卒業証書を見せてもらったけれど
                    すべて校長名は日本人。呉さんはいつもがんばって優等生だった。
                    この卒業のまえに繰上げ卒業して日本兵として台北の空軍に所属していた。
                    食べ物がな、くとても苦しい時期だった
そうだ

午後から蓮池潭へ  バスで乗り継いで
   
二人はこの竜虎塔に大喜び

塔の最上階まで登った

虎の出口

関帝廟
三国志が大好きな二人は「ここは外せない」と
跳んであがって見に行った。

夕食は高雄後駅近くの「駅站食堂」へ 

じいちゃんばあちゃんがお世話になっている張さんと夕食 。壁の向こうは台鉄の線路、現在は地下化のための工事中
 
張さんお勧めの食事はいずれもとてもおいしい。
①菜脯蛋、空心菜②米紛炒③紅焼豆腐④糖醋魚⑤ハマグリスープ
⑥花雕醉鶏腿 ゆうとがランキングベスト2にあげているのが③紅焼豆腐
  食事の後はすぐ近くの張さんの自宅に招待されて、お話を伺ったり、中国語の勉強用の本をいただいたり、果物等もたくさんいただきました。


27日 カオリンの兄ちゃんの車をチャーターしてカオリンのガイドで台南へ 
八田與一技師が設計・建築して1930年に完成した烏山頭水庫へ 

1930年完成、当時の村民の通路「虹の吊橋」
 
八田與一技師設計の烏山頭ダムの堰堤
29日まで「賞桜祭」で財神が池に浮かべられている。
 
ダムの放水口
外代樹夫人が戦死した與一氏の後を追って入水した場所
としても大切にされている

 
大ヒットした映画「KANO」で放水を始めるセレモニーも行われた
撮影現場
 
ダム建設で実際に使われていた蒸気機関車
 
八田與一紀年公園内にある太平洋戦争当時の防空壕
 
ダムを見下ろす八田與一氏の銅像
命日である5月8日毎年感謝祭が行われている
 
八田與一氏と夫人の外代樹山の墓
地元の人に大切に守られている

 
復元された八田家、ほか日本人職員のための家屋
 
丁度台湾映画「春梅」のロケが行われていて、
そのためのきれいなセットが出来ていた

台南安平へ 
 
 
安平老街で

 
ギリス商人の館で日本時代は塩の会社
倉庫跡はガジュマルに覆われてツリーハウスと呼ばれている

「お家さん」のドラマでも有名な鈴木商店の塩の倉庫?
 
塩田だったころ塩水を汲み上げたのだろうか。
足漕ぎ水車
 
台湾第一の英雄 鄭成功の銅像
安平堡塁
1624年オランダ人が築く、当時ゼーランデア城
後 鄭成功の城
 



 
鄭成功の銅像

砲台 
                
                 赤崁楼 1653年オランダ時代 紅毛城
                    1661年 オランダを駆逐した鄭成功の政治の中心
ガイドしてくれたカオリンによると安平ではここの料理は外せない
とのこと、オアーチェン(牡蠣の卵焼き)とエビ、カニのから揚げを食す

 


U字のアイスクリーム



 
 安平は豆花(豆乳プリン)特にこの店が抜群!!とカオリン
   

  
木綿花
 
風鈴花
                
                         美人樹

夕食は高雄 瑞豊夜市
 
 

かねてより夜市でゲームがしたかったあきと
いろいろなゲームに挑戦

 
小籠包と水餃子の食べ歩き
大変な人出で歩くのままならない
巨蛋駅入り口1番からMRTで帰宅
   
   
28日 旗津半島のサイクリング

一皿100元です。自分で選びます

2階に上がって食事
          
                        旗津半島 「 海忠寶活海産店 」
                                   

旗津半島 高雄港の看板前で

防空壕が沢山ある
 
旗後灯台 二人は自転車で登った
 
旗津海水浴場で1時間くらい遊んだか
 
みんなでサイクリング。気持ちよかった
 

帰りのフェリーから見た西子湾の夕日
評判どおり本当に美しかった


夕食は 凱旋夜市 金鑚夜市
  
カオリンお勧めの夜市   MRT凱旋駅から専用バスに乗って
     
              凱旋観光夜市
 
隣にある金鑚夜市
      
              台湾の夜市といえば胡椒もち
                これはなかなか好評
 
  台湾では臭豆腐にも挑戦しなくちゃね
    味は???


29日
 西子湾を哈瑪星文化公車で観光

     1日券一人30元 何回乗り降りしてもOK。最後にはバスのガイドさんと仲良しになっていろいろ話をしました。

打狗鉄道博物館

駅長になって

昼食はMRT鹽埕埔駅近く自助飯の店で

中山大学に通じる中山トンネル。戦時中は防空壕でもあった

蒋介石の別荘の庭園で健康足踏み石で遊ぶ

そして木登り
 
西子湾海水浴場で砂遊び


 
第一の観光地は写真だけ 英国領事館

 
最後の夕食 結局この店の小籠包が一番おいしいということになり 小籠包ほか思い残すことなく食べた。
最後はやはり夜市の定番 木瓜牛奶(パパイヤミルク)で仕上げ
                       
 30日午前中カルフールへみやげ物を買いに行き、高雄空港午後2:00発関空5:50着無事帰国
   
 

印象に残った高雄の生活

 ① 張さん 呉さんと屏東へ 
   朝食 「台北内湖 来来豆漿」  高雄市九如一路 976号へ張さんに案内してもらう。
台湾人の朝食を味わう

台湾の朝食

 

     米漿 葱油餅
 
     鍋貼 蘿蔔糕

張さんの知り合いの鄭さん(90歳)宅訪問
鄭さん大正14年生まれ、呉さん大正15年生まれ
20歳まで日本人。日本軍人でもあった方たちの
話を伺う。
今までまったく知らなかったことをたくさん伺った


帰りに張さんの叔父さん(85歳)宅に寄って
ご夫妻の話を聞く。
 
屏東の台湾製糖本社跡の製糖会社訪問
 屏東にも、日本時代の足跡がたくさん残っている。この製糖会社も日本統治時代の国策会社、台湾製糖の本社であった。ゆっくり見学したかったが、時間切れで入れてもらえない。親切な門衛さんに玄関付近と、当時サトウキビを運んだ五分車が展示されている広場だけ入れてもらった。
                   
                          親切な門衛さんと
    
      日本統治時代は日本の国策会社 台湾製糖の本社だった。                 現在は「台湾糖業公司」
      
             製糖工場跡に展示されている五分車

夕食は屏東市濟南街5 「半畝園」Tel 08 7656297

北京料理
 
 

大樹 高雄と屏東を結ぶ旧大樹鉄橋に遊歩道「天空歩道
 日本統治時代の1913(大正2)年、南部の高屏渓に架けられた大樹鉄橋は全長1526メートル、幅8メートルで、当時は東洋一の長さと称えられた。橋には単線の鉄道が通され、高雄-屏東間の重要な輸送ルートとして1992年まで使用された。

大樹 台鉄 九曲堂駅下車 歩いて20分

去年の8月から「天空歩道」として歩けるようになっている

橋の下は広大な湿地公園

記念碑の説明板にあった内容は次のとおり
「飯田豊二氏は静岡出身 1897年(明治30年)に台湾に渡り阿理山の高原鉄道建設に参加、その功績により技師に昇格。1912年(大正元年)飯田技師は九曲堂派出所の主任に就任し、下淡水渓の鉄橋工事を担当したが、煩雑な工事の為、疲労から病気となり1913年(大正2年)台南病院でなくなった。享年40歳の若さであった。台湾総督府鉄道部小山三郎技師とその友人たちは飯田の業績を讃えるため、九曲堂駅北側の下淡水鉄橋を見下ろせる場所を選んで記念碑を建てた。・・・ ・・   後略

     
            今も残る、当時のレンガ工場

日本向けに輸出された当時のパイナップル工場跡
 



台湾五大ファミリーの一つ高雄陳家  陳中和記念館 公開日 月1回第2土曜日のみ

  霧峰林家から始まって、台湾五大ファミリーにとても興味がある。高雄では陳家。調べてみると、私たちの宿から歩いていける距離にある。散歩がてら行って見た。重厚な門は閉まったまま。スマホで情報を見ると月一回第2土曜日のみ公開。その日は昨日だった。残念! 陳中和は高雄港が出来てから、日本統治時代、貿易を中心に、製糖業、塩業、土地開発などで大富豪となり、台湾五大ファミリーの一つといわれている。
      
           残念!重厚な門は堅く閉められたまま   
     
          門の横にはなぜか機関車が置いてある。
 
陳中和の墓 「五塊厝」
 1930年昭和5年78歳でなくなって、この地の葬られた。この墓苑は5年後、1935年完成。1996年、国の古蹟に指定される。
                             
  ( バス停に「五塊厝」というのがあったので近くの停留所「新光路口」からバスにのっていてみた。降りたところで道を聞くと、 写真の女性が墓地まで案内してくれた。なかなか遠かった。地下鉄駅「五塊厝」のほうが断然便利)
      
               陳中和の墓
     
          広い墓苑は公園になっている
                          
                             日本式の灯篭
                              


Ms.Wu お世話になりました 
 ひょんなことから知り合うことになり、Wuさんに、勤め先の大学、自宅等に案内していただきました。
MRT 青埔駅で待ち合わせ、高雄第一科技大学を案内してもらい、構内で自転車をかり、サイクリングを楽しんだ。

  青埔駅の周りは花がいっぱい 風鈴花

 ひまわり畑

木綿花
  丁度お寺の祭りに遭遇
各地から大勢のチームがお寺に向かう

 科技大学の学生さんたちと

この大学の構内でゆっくりさせてもらいました

科技大学のランタンフェステイバル出品作品

折から散歩に来ていた人たちとおしゃべり

       地域の人たちともおしゃべり

  夕食はWu家で家族の皆様と一緒に
      台湾料理をご馳走になりました。

   Wuファミリーの廟
  三奶夫人廟碧雲宮
            
           300年前中国大陸からわたってきた祖先がふるさとから建築材料を運び建設された巫氏宗祠

            
   高雄港 漁人埠頭
   後方にそびえている建物は
   アメリカの巨大なクルーズ船

                  バナナ埠頭の建物  
   バナナ埠頭の建物の中のバナナ博物館
              
               高雄のランドマークの一つ大立百貨の建物を彩るネオン  このネオンの設計者は日本人とか
     



日本統治時代に日本の教育を受けた人の話を聞く
 20歳前後まで日本統治時代を過ごし日本語教育を受けた人の話を聞きたい、と思い、今回は大正14年生まれのA氏
大正15年生まれのB氏の話を聞いた。この方たちに当時の教育の様子をお聞きすると、戦後私たちが受けてきた教育がそれまでの教育と180度違う教育であったことが良くわかる。
 終戦までの台湾では皇民化教育が徹底され、日本統治時代の高等教育を受けた人たちは、心底日本のために従軍し、日本人として戦った。8月15日の天皇の玉音放送を聞いて日本が敗戦したことを知った時、みんな泣いたという。
 この方たちの日本語は完璧。当時台湾人は高等教育を受けられる人はごく一部であった。当時の中学校に入学できるのは、各中学校で30人くらい。(内地から行った日本人は全員入学できた)厳しい受験競争を経て高等教育を受けた人たちであって、この年頃の人が全員日本語が堪能というわけではない。当時小学生(国民学校)だった人の話も聞く機会がたくさんあったが、この方たちは、当時空襲が激しく、いつも防空壕に入っていて勉強はほとんど出来なかった。だから日本語はあまり話せない、とのことだった。
 この方たちは皆さん、日本時代に良い教育を受けたと話される。戦争は絶対駄目。しかし日本を戦争へと追い詰めたのは連合国だ。日本だけが悪いのではない、と。今でも修身の教科書を大切に持っておられる。
 戦後の教育を受けてきている私たちは、どちらがの教育が良いのか、簡単に判断することは出来ないけれど、戦後の教育は、それまでとはまったく違うことだけは、この方たちの話を聞いていてはっきりわかった。

        
                今も大切にされている 教育勅語  修身の教科書
 
 戦争が終わって日本人が引き上げ、中華民国になってからは、日本語は禁止された。新たに一から中国語を勉強した。二二八事件の経過の中では、複雑な心中ををおさえ、努力に努力を重ねて今まで生きてこられた。話をお聞きした皆さんは「平凡な人生ですよ」といわれていますが、どれほど苦労されたことか。それでも日本時代を忘れず、今でも、テレビで日本の放送を見、そのころの仲間が集まると、みんな流暢な日本語で会話されている。
  この方たちの話を聞いて、私たち現在の日本人は、かつて同胞であった台湾の人々のことをあまりにも知らなさ過ぎると痛感した。
                    
                   趣味は軍歌を聴くこと、机の上に重なっているCDはすべて軍歌
                        軍歌しか聴かないそうです


新竹・高雄50日間の費用(円表示  1元≒4円で換算)
航空運賃他 (夫婦65,363 孫達3人65,427) 171,200
宿泊代    
新竹30泊 19,000元+1日分633元
       電気代630元     81,052
高雄19泊 1200元×19 日    91,200
172,200
観光費 75,100
食事 80,700
土産他 39,200
    合   計 538,400

 
      トップページに戻る
        LSC関西トップページへ