フランス鉄道の旅 |
09’ 5月15日〜6月2日
目 次 |
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1, フランスでの生活 |
2、世界遺産巡り |
3、コート・ダジュール |
4、パリ、その他の観光 |
5、旅のメモ |
世界遺産巡り アヴィニヨンの橋とローマ法王庁 |
フランス西部・南部へ TGVの旅 |
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何故 フランス? ・世界遺産がたくさんある ・フランスの生活を味わいたい ・ピーターメール著「南仏プロヴァンスの12ヶ月」 の足跡をたどる。 何故19日間? ・フランスは物価が高くて我家の経済状態の限度 結果は? ・ 言葉が通じないので苦労したが、苦労した 分、旅が終った後、満足感を感じている ・親切なフランス人、すばらしい文化を持つフランス が大好きになった |
1、フランスでの生活 |
@ 大発達した公共交通機関を使って |
A フランス人に尋ねまくる |
B とても美味しい食事 フランスは食糧自給率100%以上の農業国 |
・野菜 (フォワイトアスパラ、 肉厚であまーい赤、黄、緑のパブリカ、きゅうり、トマト、レタスなど)安くてとてもおいしい。 ・毎日、各地産のワインを飲んだぞー。フランスパン・バケットも毎日食べたぞー。 ・酪農製品、チーズ、生ハムも毎日食べたぞー。これらは日本の物価に比べるととても安い。私たちの懐具合にはうれしい価格。ちなみに肉厚の新鮮な大振りのパブリカ1個50円くらい。弁当に持っていって丸かじり、こんな食べ方初めて!おいしい! どこにいっても牛さんがいっぱいいるので、ステーキを食べなくちゃと思い、キッチン付きのホテルに泊まったとき、ステーキ肉を買って食べた。日本ではこんな硬い肉食べた事がない。次の日は肉じゃがを作る。よい出汁(だし)がでてジャガイモはおいしいけど、肉は硬くて食べられない。日本のすじ肉は炊けば炊くほどやわらかくなるからそれも試してみたけど駄目だった。 |
シャルトルの日曜市で生ハムを買う |
スーパーで野菜・ハム・チーズ等を買って 毎日ワインで宴会 |
毎日のようにバケットを買ってフランス人した。 |
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私たちが最も気に入ったカンヌのサラダ |
シャルトルのレストランのピザ |
昼はこのバケットのサンドイッチ、もうやみつき |
C フランス人 |
@ パリ セーヌ川 右岸左岸 5月16日 第1日目はパリの街を歩こう、と地下鉄で凱旋門まで行き、シャイヨー宮からエッフェル塔を観賞し、セーヌ川クルーズ船バトー・ムーシュに乗りセーヌ川から世界遺産の数々を見る。船を降りてカフェで昼食をとった後、左岸の遊歩道を歩きブルボン宮(国会議事堂)からコンコルド橋を通ってコンコルド広場へ。かってギロチン台が置かれルイ16世、マリー・アントワネットをはじめ1343人が処刑されたことを胸にきざみながら、平和な広場を散歩。この広場からシャンゼリゼ大通りマロニエの並木道を通ってを凱旋門に向けて歩く。大通りの中央分離帯に立つと凱旋門とコンコルド広場のオベリスクが一直線に並んでいて感動!途中で折り返しチェイルリー公園、カルーゼル凱旋門を通ってルーブル美術館へ。この日は下見のみ。最後に広大で美しい中庭があるパレ・ロワイアルで一休みした後地下鉄でレビュブリック広場近くのホテルへ。 |
凱旋門 |
セーヌ川クルーズ |
セーヌ川クルーズから見た エフェル塔 |
コンコルド広場 |
チュイルリー公園で一休み |
シャンゼリゼ大通り |
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A シャルトル大聖堂 5月17日 (日) |
2日目はパリから西へ約80KM、イル・ド・フランスと呼ばれる地域にあるシャルトルへ。二つの尖塔、ステンドグラスや彫像も美しい。聖母マリアに捧げられた大聖堂。この日は日曜日のミサが行われていて私たちも出席、美しい賛美歌に感動!イタリアンレストランでピザの昼食を食べた後、静かな町並みを散歩。 広場の日曜市で生ハム、チーズ、ワインを買って帰る。 |
「シャルトルの青」と称えられるステンドグラスが素晴らしい |
一面の麦畑の中にたたずむ町に聳える大聖堂 |
マロニエの街路樹 ここはまだ満開 |
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B ルーブル美術館・コンシェルジュリー・ サント・シャペル・ノートルダム大聖堂 5月18日 |
「ダビンチコード」の舞台になった美術館 |
夢にまで見たモナリザ |
こちらも夢にまで見たミロのビーナスを見たぞ |
サントシャペルのステンドグラスは正に「パリの宝石」 |
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我等が貴婦人のノートルダム ビクトルユーゴー ノートルダムの鐘 |
大聖堂の塔から市内を望む |
コンシェルジェリーのマリーアントワネットの独房 ここからギロチン台へ |
ポンヌフ橋の欄干で |
C ベルサイユ宮殿 5月19日 |
ベルサイユ条約の調印が行われた「鏡の回廊」 |
南の花壇から宮殿を見る |
アポロンを産んだ女神ラトーヌの伝説の「ラトーヌの泉水」 |
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マリーアントワネットが造り、愛した村里 |
マリー・アントワネットが恋人と愛を語った「愛の神殿」 |
ピンクの大理石を使った回廊が美しい「グラントリアノン」 |
D フォンテンブロー宮殿 5月20日 |
珍しい馬蹄形の階段のある正面 |
「鯉の池」から見たフォンテンブロー宮殿 |
国王の寝室 |
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E 凱旋門、オルセー美術館 5月21日 |
凱旋門の屋上から見るシャンゼリゼ大通り |
駅舎から美術館に変身したオルセー |
モネ「パラソルをさす女」の前で |
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ゴッホの自画像と |
ミレー「晩鐘」と「落穂ひろい」 |
鉄道の終着駅の駅舎がそのまま美術館となったとか。マネ、モネ、ゴッホ、セザンヌ、ミレー、など今まで写真等でよく目にした絵が次々と表れ、感動!感動!ここでも有名な絵の前、気に入った絵の前で写真をパチパチ。本物を見たぞ見たぞ!証拠を残しておかなくちゃ! |
F ロアール渓谷 シュノンソー城 ブロア城 5月22日 シュノンソー城 モンパルナス駅よりTGVで約1時間トウールへ。電車を乗り換えて30分 シュノンソーへ。歴代の城主が女性であったことから「6人の奥方の城」と呼ばれ ている水上の城。デイアーヌの庭園、カトリーヌの庭園もそれぞれ美しい。 ブロア城 電車を乗り換えてブロアへ。フランソア1世が1515年以来4世紀にわたって増築が重ねられさまざまな城館建築様子が見られる。美しいブロアの街の 小高い丘の上にあり、城壁から見る町も素敵。 |
絵になる、川に浮ぶ様なシュノンソー城 |
カトリーヌの庭園から見たシュノンソー城 |
3階建ての1階部分は厨房だ |
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堂々としたブロワ城は貫禄がある |
風格のあるルイ12世棟 |
国王の寝室 |
G モン・サン・ミッシェル 5月24日〜25日 |
ご存知NHKのアンケートで世界で2番目に行きたい 世界遺産のモンサンミシェル |
ゴシック建築の傑作と称えられている回廊 |
パノラミックな眺望が見える西側テラス |
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H アビニオン歴史地区 ポン・ジュ・ガール、 オランジェ、 アルル アビニオン歴史地区 5月26日 モン・サン・ミッシェルからTGVでモンパルナス駅へ リヨン駅からTGVでアビニオンへ アビニオンはローマ教皇がアビニオンの捕囚時代教皇庁を置いていた事で有名。フランス市民革命時代、略奪、破壊がすすめられた。この教皇宮殿を見学してみると、民衆が略奪、破壊した理由がよく分かる。聖職者とは名ばかりで民衆には重税を課し、賄賂をとって豪奢な生活をしていたという。 「アヴィニオンの橋の上で」歌で有名なアビニオンの橋サン・ベネゼ橋はローヌ川に突き出した美しい石橋。 ボン・ジュ・ガールのローマ時代の水道橋 5月27日 アヴィニオンからバスでボン・ジュ・ガールへ 紀元前ローマ時代の水道橋が完全な形で残る。ハイキングをかねて四方八方から見学。下を流れるガール川の清流では若者たちが水泳、日光浴。私たちには肌寒い日なのに。 オランジェ ローマ時代の古代劇場 5月28日 ローマ時代の劇場としては最も保存状態が良いという。 アルルのローマ時代の円形闘技場、古代劇場 5月28日 アルルといえばローマ時代の遺跡とともに、ヴァン・ゴッホで有名。ここにはゴッホの作品は残っていないそうだが、ドイツ旅行をしたとき友人が連れて行ってくれた、オランダのミューラー美術館で見たゴッホの多くの絵がここでかかれた事に気付き感無量。「夜のカフェテラス」に描かれたヴァン・ゴッホ・カフェがある、フォローム広場などをゆっくり散策してゴッホに思いを馳せた。 |
「アヴィニヨンの捕囚」で有名な教皇宮殿 |
歌でよく知られた「アヴィニヨンの橋」 |
バスで40分この世界遺産以外何も無いポンジュガール、 でもそれだけに大変良かった |
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世界で最も保存状態のいいオランジェのローマ遺跡古代劇場 |
「 ガリアの小ローマ」と呼ばれたアルルの円形闘技場 |
円柱だけが残っているアルルの古代劇場 |
カンヌ ・ ニース ・ モナコ 5月29日〜6月1日 |
5月末カンヌの海岸海水浴客でいっぱい |
カンヌの旧市街の丘からカンヌの海を見る |
カンヌ映画祭の会場 シャロン・ストーンの手形 |
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モナコ グレース妃の銅像 グレース妃のバラ園 |
モナコ大公宮殿の衛兵交代儀式 |
モナコ F1グランプリの観覧席があちこちに設けられている |
ニース 展望台のある城跡jから港を望む |
プチトランで観光 王侯貴族の別荘時代の ホテル「ネグレスコ」 |
ニースの海岸 |
ヴォージュ広場 6月1日 赤レンガ造りの34の館に囲まれた パリで最も美しい広場 革命前は「王の広場」と呼ばれ、 貴族たちの華やかな社交の 場であったとか |
バステイーユ広場 フランス革命の発端となった牢獄のあったところ |
モンマルトルの丘 サクレ・クール聖堂 5月23日 |
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サン・マルタン運河 6月1日 運河を航行する船の様子を橋の上から見学 私たちの泊まったレビュブリック広場のホテルのすぐ近くに ある運河。30M〜100M毎に設けられたいくつかの閘門の 開閉にあわせて時間をかけて貨物船、レジャーボートが通って いく。100Mほど進むのに2時間くらいかかったのでは? せっかちの私たち日本人には考えられないのんびりさ! |
サン・マルタン運河を通る船 |
モンマルトルの丘 サクレ・クール広場で竪琴の演奏を聴く すべて知っている曲、音楽は万国共通 |
5、旅のメモ |
@ 旅行前の準備 |
A 費用 2人分 |
B ユーロへの両替 |
C 鉄道・地下鉄・バスの乗り方を発見 |
地下鉄 (メトロ) パリ中を網羅。どこにでも乗り継いでいけるが、乗りかえに地下をぐるぐる上ったり下ったり。荷物などがあれば大変 バス パリではインフォメーションでバスの路線図を手に入れると目的地に行くには何番、何処方向かがわかりとても便利。最初に乗ったとき刻印すると、後1時間30分は乗りかえ自由。乗りかえの時は刻印しない。勿論運転手にチケットを見せたりもしない。自由に乗って自由に降りる。1時間30分以内であれば、地下鉄の切符でも乗れる。しかしバスの切符では地下鉄には乗れない。なぜなら地下鉄に乗るためには必ず刻印しなければならないので、一度バスで刻印した切符は使えない。 バスでニースからモナコへ |
D喜ばれたささやかな土産 |