ベトナム高原でロングステイ  
 


ベトナムの地図  

ベトナム最大の高原避暑地ダラットと
ベトナムの桃源郷サパを訪ねて

2015.6.25〜7.23

 
サパもダラットもフランス時代建設された高原避暑地。特にダラットには、フランス時代の建物、ヴィラがたくさん残っている。夏でも25℃を上回ることはない。夜になると肌寒い。
 ダラットでは高原の野菜、果物,花がたくさん栽培されていて、特に6月〜9月、あらゆる果物が旬をむかえ、とても安くておいしい。ベトナム人には大人気の観光地になっていて、6月から9月初めまでの夏休み期間中は、毎日大勢の観光客が押し寄せている。また町周辺や郊外には松林の丘陵地帯が広がり、その地表面はふわふわの絨毯が敷かれているごとく美しく整備されている。
    
 

 
目次(下記をクリックしてください、その項目にリンクします))
   旅のメモ
1、ベトナムの桃源郷 サパ
2、ハノイ ハロン湾
3 高原避暑地 ダラッ
4、ホーチミン
 まとめ
 経費
   

何故ダラッ
トへ、実はベトナムへは約20年前、 ドイモイ政策が施行され、日本からも直行便が開設された時、是非ベトナムの発展をこの目で確かめたいと娘2人を連れて家族4人で訪れた。そして中部のフエ、ダナン、ホイアン、ミーソン遺跡等と、南部のホーチミン, ミトー ,クチトンネル等を訪れた。その時にダラットというベトナム最大の高原避暑地があるのを知った。またここは林 芙美子の小説「浮雲」にも魅力的な場所として描かれており、是非訪れて長期滞在したいと考えていて今年ようやく実現した。今回は同じく高原の桃源郷として有名なSAPAも訪れることにした。

 

広大な棚田と雄大な自然が広がるサパ

ベトナム人に大人気の高原避暑地ダラット


出発前に大変なハプニングが発生
 出発の2週間前の6月11日、家内が中学校の同窓会で赤穂の大石神社に参拝中、参道の段差でつまずき転倒し両足を打撲しかつ右足首を骨折したのだ。急遽整形外科医院に駆け込んで診察してもらうと足首骨折ということで歩行困難となった。回復に1ヶ月以上が必要で今回のベトナム行きは無理、キャンセルか延期をするように忠告を受けた。ところが今回の旅行は、フライトはキャンセルが効かないLCC,ダラットのホテルは出来るだけ安くするためにキャンセル不可の条件で昨年の12月にネットでの申込み、その他のホテル、フライト、列車等もキャンセル不可と念を押されている。
 そこで無理をしないで出来るだけ安静にすることが大前提で、ギブスをはずした次の日に出発した。今回はLCCの乗り継ぎ便を利用するので、航空会社に車いすを依頼した。関空、バンコクの空港、ハノイ空港ではいずれも完璧な体制で補助してもらった。前半の観光では割愛したり、杖の助けを借りたりしたが、1ヶ月過ぎた頃からめきめき回復して、1人での歩行が幾分可能になり精神的にも回復して、無事に旅を終えることが出来た。
  車いすを持参する、ということも考えたが、結論としては、ベトナムで車いす使用は段差の多さ、障碍者に対する設備等の対応の遅れ等でむずかしいと感じた。


真夜中、広いバンコクの空港内を空港職員に車いすを押してもらう

 
旅のメモ

@ベトナムの概略
 正式名称はベトナム社会主義共和国。面積は日本の約9割。人口9千万人強。民族はキン(ベト)族が80%、他に50以上の少数民族。宗教は80%が仏教徒、キリスト教が9%ほか。首都はハノイ。言語は公用語はベトナム語、文字はクオック・グー。外国人や旅行者には英語も通じる、店によっては日本語も。通貨はベトナムドン(VND)で1万ドンは約50円。時差2時間遅れ。日本からのフライト時間約5時間半。

A ベトナムへのビザについて
 今回の旅では1ヶ月間のツーリスト・シングル・ビザを取得した。但し15日以内の滞在にはビザは不要である。申請には大阪府堺市堺区にある「ベトナム社会主義共和国在大阪総領事館」に行き「パスポート」、「ビザ申請書」、「顔写真」を持参し申請をした。費用は1人8,500円だ。ガイドブックには当日発行されるとの記載があったが申請者が多いためか2週間後の指示があり再度訪れた。 

B 両替  1万ドン(VND)≒ 約50円  両替は空港でおこなった。金額の単位が大きいので混乱した。両替で50万、20万ドン札をくれるが1万、2万ドン札を多めに再両替してもらった。

C スマホ Vinaphoneシムカードを空港で20万ドン分購入した。ベトナムはあらゆる場所にFree Wifiが設置されているので、特にシムカードを購入する必要はないのでは、と感じた。シムカードに電話代も入れたが、LINE 、SKYPE、メールを利用すると電話機能は不要であった。

D 交通 歩行者優先はあり得ない。横断に関しては、横断歩道を自動車は避けてバイクの動向を注意してゆっくり渡れば相手がよけてくれる。あるいは現地の人にくっついて一緒に渡る。

ベトナム人はこの車の洪水でも平然と横断する。運転手と歩行者のあ・うんの呼吸は抜群

ダラットの中心のロータリー
信号のない5字路なのでひっきりなしにバイク・自動車等通過している。慣れない私たちは横断に苦労する。命がけ?

 タクシー 安心して利用できるタクシーに乗る

    MAILINH マイリン(全国的)

     グループタクシー(ホーチミン)

E べトナムの旅行社
 今回はTNK&APTトラベルJAPANを利用。全てメールでやりとりしたが、日本人スタッフが多数駐在し対応が早く要領が良い。
F 航空会社 
 
ヴェトナムへの入出国にはエアアジア。現地ではヴェトナム航空を利用(国内便ではベトナ航空以外は問題が多いとか
  今回はベトナムに引き続きマレーシアに滞在する予定でクアラルンプール経由を取ったが、LCCの乗継便はリスクが大きく怪我の身にはことさら負担が大きかった。次回からはLCCの乗り継ぎ便は止めて直行便にしようと決意した。(今回もホーチミンからKL経由で帰国予定であったが、1週間ばかり前に急に変更のメールが届いて、夜中の12時発が5時間遅れで朝5時発となった。宿をとるのも中途半端、仕方なく空港のベンチで仮寝。結構お仲間も多いが老体には情けない。まあこれも経験か!

 KL第2ターミナルで仮眠

G ベトナム人
 
・ 殆どの人は善良で親切なのだが・・ 利に聡く、抜け目がない(裏をかえせば油断ならないとも表現できる)人も多い。
旅情報誌によると
  ベトナム人の考え 「日本人はだましやすい」 「NOと言えない日本人」
 ・ タクシーで遠回りする。 前回(20年前)もドライバーが知らないはずがない有名なホテルで、5分もあれば行けるところを、ホテルの場所がわからないふりをして1時間以上走り回られた経験あり。今回はあらかじめGoogle Earthで距離と時間をプリントアウトして、ドライバーにコースを伝えた。また、トラブルの少ないタクシー会社を事前に調べておいたので安心だった。1回だけサパからハノイ駅に早朝に着いた時、約10倍の値段を提示されたが、先日同じコースで利用してタクシー料金を知っていたので、言われるままでは応じなかった。しかし、早朝ということもあり、こどもを抱えて必死で客をつかもうとしている姿が目に浮かび、その半分で交渉に応じて利用した。(それでも日本円にすると750円ほど。大した額じゃないからといって、こういうことをするから日本人が甘くみられる原因なのだろう。反省!) 
・ ベトナム航空の職員を名乗る男性を我々二人ともいとも簡単に信じてコーヒーとお茶の店、全身マッサージの店に誘導されたが、その男性が本人が名乗る通りの人物であったのかどうか、ゆっくり考えると頭をかしげることが多々ある。家内など最後の最後まで信じ切っていたが・・・。弁舌さわやか、頭の回転も見事。自分は途中でおかしい、と気づいたが、NOと言えないまま最後まで彼のペースに載せられてしまった。だまされたにしても、たくさんの情報をくれ、被害もわずかなので、ユニークな経験をしたということにしておくが、自分がまさに「NOと言えない日本人」を演じてしまい、情けない気持ちが残る。
 (写真は11時半頃、サイゴン大教会を観光に行ったら見学は3時から、と航空会社の職員を名乗る男性からきいて、その男性は「あなたたちと話しているととても楽しい。自分はこれから近くの店にコーヒーを飲みに行くところなので、一緒に行きましょう」といって一緒に飲んだコーヒー。この後、彼の提案するコースをあれよあれよという間に乗せられて行動したのだ)
 ・ 市場は楽しいが、旅行者が少量買うのはむつかしい。コミュニケーションができなければほとんどの場合高くなる。 スーパーでは妥当な料金で自分が欲しいものを欲しいだけ買うことが出来るので安心。
 

行程

 6月25日自宅出発 関空ーバンコク経由ーハノイ・・・6月26日ハノイ観光・・・ 夜 寝台列車でSAPAへ 7月1日SAPA 出発寝台列車でハノイへ・・・ 7月2日 ハロン湾観光・・・ 7月3日ハノイ観光・・・7月4日ベトナム航空国内線でDALATへ・・・ 7月20日フンチャンバス の寝台バスにてホーチミンへ(約8時間)・・・ 7月22日ホーチミン出発 KL経由23日12時関空着

   1、 ベトナムの桃源郷 サパ SAPA  ハノイ駅⇔ラオカイ間 寝台列車「パンプキン」  ラオカイ⇔サパ ホテルの送迎車
 サパはハノイの北西240Kmにあるラオカイまで列車で行き、そこから車で南西30KMにある海抜1600Mの山間部にある。目の前には国境近くにあるベトナムの最高峰ファン・シ・パン山(海抜3143M)を見ることができる。気温は23℃前後と大変過ごしやすい。
 町の中心部は賑やかでホテルや商店が多い。欧米人の観光客が多く日本人は大変少ない。モン族、ザオ族、タイ族等幾種類もの少数民族の人たちが多数独自の衣装をまとい手作りの土産物や果物や野菜を露店や通行人に販売している
  「桃源郷」と表現されているので、なにかほんわかとし、ゆったりした場所かと想像していたが意外と賑やかな町なのにはびっくり。帰国後辞書で「桃源郷」を調べると「俗世間を離れた別天地」とありなんとなく納得?
 
  サパの宿 「ホリデイ サパ ホテル」 このホテルの我々の部屋は広く、窓が大きく、眺めがすばらしい。足の怪我で動けない家内も大好きな緑の山、棚田を眺めて満足のいく生活であった
 
     
 
 
ホリデイ サパ ホテル
 
このホテルの朝食はおいしいことで有名
 

    ホテルの部屋からの眺め、虹が見える
  結局頂上はみえなっかったけれど右斜めむこうにベトナム最高峰の
ファン・シ・パン山(海抜3143M)がそびえている


部屋から見える建物も独特の雰囲気がある

 
 
サパのメインストリート 
  意外におしゃれで落ち着いた街並み。休日は通りいっぱいの観光客であふれる。西欧人が多い。みんなトレッキングが目的なので、マッサージ店がたくさんある。

おしゃれな雰囲気のメインストリート

      少数民族の少女たち

        西洋人の観光客が多い
 
サパ博物館 

サパ博物館

サパの歴史や自然、少数民族の生活を紹介

赤ダオ族の衣装
雑な展示にびっくり

タイ族 他にも
各民族の衣装を展示
 
 
  サパの中心
 
1945年デイエンビエンフーの戦いでフランス軍が敗れるとフランス人はこの地を去り、ほとんどのフランス風建築は破壊されてしまった。

 

サパ教会
1920年フランス人により建設。
一度破壊されたのち十数年にわたって修復した

いつも少数民族の売り子が付いてくる。英語が堪能底抜に明るい

中心の広場と屋外ステージ
 
 

新SAPA市場 旧の市場から2〜3KM離れたところの広場に新しい市場が建設されている。 
 

果物の露店

肉類売り場

原住民の人々が手作り刺繍の袋物などを売っている

市場のレストランでフォーを食べる。おいしい
新しい市場の建物
露店で葉に包んで蒸したおこわを購入
 
 
 
 
カットカット村へ (簡単なハイキングコースであるが家内が歩けないため、タクシーをチャーターした。ところが出かけてすぐ道路工事で通行できない。ドライバーは降りて歩けという。歩けないからタクシーを頼んだのに!仕方がないから家内一人を店先の日陰に残してカットカット村へ行ってみた )
  モン族が 高低差の大きい谷の一帯に住む村
   

周囲は高い山に囲まれているので水が豊富
美しい滝がたくさんある

休ませてもらった店の人が椅子を用意して日陰に入れと勧めてくれた

 村では大変カラフルなモン族の衣装を売っている

 
 

   
 ハムロン丘 
 ホテルの近くにある自然公園のように整備された広大な一帯で、見どころが満載だが広くて時間がなく一部しか見学できず残念
 
入場券売り場
 
ここも花が満開
 
ヘブン・ゲイト1
 
岩の芸術だ

丘から市街地を見る 

サパの食事    ヨーロッパ人の観光客が多いため、イタリア料理などの西洋料理店もたくさんある。

「レッド・カメリア」でホットポット
 
落ち着いた雰囲気の店
 
ベトナム名物「クアンコム・ビンザン」の食事
ご飯と好きなおかずを選んで食べる。

レストラン 「 リトルベトナム」で食事

宿泊したホテルの周辺にはおいしいレストランがたくさんある

隣の席の韓国人教授夫妻と意気投合 韓国語、日本語、英語を駆使ししておしゃべりを楽しんだ
 
 
ハノイ ⇔ ラオカイ 往復とも寝台列車 (愛称パンプキン号)
 車内はエアコン完備で清潔で心地よい(上下2段4人部屋 2人部屋の豪華列車ビクトリア号もある)が列車の揺れは結構ひどい。片道8時間
 サパ、ラオカイ間は定期バスを利用する予定であったが、足の怪我のため、ホテルに送迎を依頼した。

行きはハノイ発21:45 ラオカイ着5:00AM
妻は杖、夫は二人分の荷物で乗り降りはなかなか大変

帰りはラオカイ発20:05 ハノイ駅着4:30AM
駅にはたくさんのタクシーが待機している

ベッドの寝心地良し、揺れは相当きつい
     
 
     
2、首都ハノイ  (日本からのベトナム着第1日目、1日中ガイドをつけての観光の予定であったが、家内は急遽旅行会社APTに紹介してもらってホテルapple hotelで休養。自分もあまりの暑さに早々と切り上げてホテルで休養した。 SAPAから帰ってもう一度2泊3日ハノイに滞在。)

 ハノイの観光は一柱寺、鎮国寺、文廟、ホーチミン博物館、ロンビエン橋、ギネスブックに登録された世界最大の陶器モザイク壁画、2010年に世界遺産に登録されたタンロン遺跡を見学。
 ホテルは「スーパーホテル・ ハノイ・オールドクオータ− 」 (2014年6月オープン 日本のホテルグループ。日本式におもてなしの安心できるホテル。洗濯機、乾燥機も無料で使用できる。)

ホテルでの夕食(ボリュームもあり味も良いどんぶり)

結局2日間とも夕食はホテルでとった。
 
鎮国寺の入り口
 
タイ湖 (西湖

タイ湖畔のベトナム最古の鎮国寺 

2010年のタンロン・ハノイ建都1000年を記念して制作された陶器のモザイク壁画で現在7KMだがまだ延びるそうだ

「一柱寺」1本の柱の上に仏堂を載せたベトナムを代表する古刹

文廟(孔子を祀るために建てられた)



ホーチミン博物館

ベトナム戦争当時米軍により何度も襲撃を受けるが其のたび補修されたロンビエン橋(ベトナム人の誇り)

橋のたもとにあるロンビエン駅



  世界遺産 タンロン遺跡  (旧ハノイ城)

2010年に世界遺産に登録されたタンロン遺跡の北門 

後楼 

国旗掲揚塔これも世界遺産 
 敬天殿

フランス統治時代フランス軍の作戦司令部としても使用された建物 

ホアンジュウ18番遺跡 
   この遺跡内にある新国会議事堂  

旧市街周辺電気カー。貸切になるので20万ドン高いです

ハノイ中心部の最大の市場ドンスアン市場

ドンスアン市場の建物

ハノイ ノイバイ空港第2ターミナル
円借款で大成建設が建築今年1月完成

2014年12月竣工 ニャッタン橋(日越友好橋)
三井住友建設とIHIが建設

橋の下ホン河の河川敷にはトウモロコシ、パイナップル、バナナなどの作物がいっぱい
   ハノイ観光とハロン湾観光でベトナム人ガイドを依頼した。二人とも共通して、あなたたちの税金のお蔭で?、素晴らしい建築物が次々できている、と話してくれた。建設会社の名前もみんな知っていて、私たちに真剣に教えてくれた。日本人の高い技術と誠実な仕事ぶりがベトナム人に認められていて、誇らしい気持ちになった。

ハロン湾クルーズ APTトラベルのツアーに参加
 片道バスで3時間と少々きつかったが、世界遺産のハロン湾は「海の桂林」と称されるように幻想的で見事な光景であった。 
いざクルーズ船で出発
船内で昼食



内部がライトアップされたダウゴー島にあるティエンクン洞
APTトラベルの日本語ガイドと一緒に

後ろの景色幻想的だ
 
幻想的な奇岩が林立する間を縫って約4時間のクルーズ
 20万ドンに印刷されている最も有名な香炉島  
ダウゴー島からの眺め


大型船で行けない奇岩洞窟は
手漕ぎ船に乗り換えて観光

このトンネルをくぐって観光

水上生活者の船
水質を守るため水上生活を減らす政策がとられている。

       ハロン湾にかかるバイチャイ橋
  日本のODAで清水建設が建設2006年11月竣工
.  
   
   


3、高原避暑地 ダラット 
 ハノイからベトナム航空国内便にてダラット空港へ 約2時間。海抜1400〜1500Mの高原にあり気温24℃前後。フランス植民地時代に開発され、現在もその時代の建物がたくさん残されている。現在20万都市。中心の市場には高原ならではの果物、野菜、花がところ狭しと並び、朝から活気に満ちている。ダラット周辺の観光地も見どころいっぱい。花もいっぱい。
 

見事なダラット大教会
フランス統治時代1931年から12年間かけて建築

スアンフーン湖畔のカフェ、ベトナムコーヒーで一休み


ダラットでの宿泊 ホテル・ドウ・パルク 「HOTEL DU PARC」
旧ノボテルホテル
                                  http://www.dalatresorts.com/index.php/en/duparchoteldalat
               
  

 1932年フランス統治時代要人のために建てられた由緒あるホテル。部屋が狭いので長期滞在するときはスーペリアルームにするとよい

クラシックなエレベーター

 

 玄関わきのベンチにて

レストラン 「ル・カフェ・ド・ラ・ポステ」
パレスホテルとドウパルクホテルのレストラン
道路を横切っていく 

 ホテルの朝食
パンもフォーもお粥もおいしい。
甘くておいしい果物もうれしい!食べすぎですね

ダイエットは帰国してからしようっと!

レストランにて朝食

ダラットの町は花がいっぱい  
 

バンマツリ

デイゴ

ダリア
 
バラ

ストレチア

色とりどりの花
 
ここも満開


あそこも満開

ダラット市場  
 ダラット市場周辺には毎日ものすごい人が集まっている。この市場の周辺には多くの宿泊施設があり、国内外の観光客で大混雑している。この大混雑の中でも、タクシーや単車が走り回っているのに驚く。この市場見ずしてダラットは語れない。

正面の建物が生鮮食品等
左側の建物が乾物果物等
2階3階は日用品、衣料品

これでもかと並ぶ


日本ではお馴染みでないアーチイチョーク(朝鮮アザミ)ここではたくさん栽培されている土産にこのお茶を買った


 
市場の中
果物の干したものが多い
 
果物屋 イチゴも有名

 野菜コーナー

 魚コーナー

 肉コーナー

花屋も多い 
 
ブドウもたくさん栽培されている
 
これから市場前の広場は屋台と観光客で埋まります。


場の前の広場では地面の上に直接店が広げられている 

夕方から開店する屋台の鍋料理
ホーチミンから家族で避暑に来た女性がかいがいしく料理の仕方を教えてくれる 

町のレストランで 有名店を食べ歩き

レストラン「スアンアン」のフン・ボ・フエ 

 
ベトナム風お好み焼きパインセオ

ジューシーなパイン・カイン・チャー・ソー・ヘオ
 
 
市場で多く見かけるライスペーパーのお焼き
名前「banh trang nuong 」通称ピザ・ダラット
 
  
ベトナムで有名な333(バーバーバー)
1缶50円くらい。結構いける

 
ベトナム人に大人気のダラットのワインも
安くておいしい(バンダラット)

サッポロプレミアム330ml約80円も

レストラン「ザークイ (ワールドサンフラワー)」

レストラン 「ニャトリー」

レストラン「ロンファ」
 

スーパーマーケット 「BIG C」  
 フランスのスーパーマーケット ショッピングセンター。ホテルから歩いて10分くらいの大型ショッピングセンター
 スーパーに入る時はサイフ以外はすべて預ける。値段交渉がいらないのと、自分の欲しい分だけ買えるので、慣れない旅行者にはとても買いやすく重宝した。 輸入品や一部を除くと物価は驚くほど安い。
  
 

「BIG C」外観

スーパーマーケットと大ショッピングセンターはこの段丘の中にある

スーパーのパン屋さんで焼いている。
150Gのバケット約30円

焼きあがるのを待って買います

ドラゴンフルーツ
ベトナム人は大好きだそうです

アボガド1kg約60円

西瓜とても甘い

グアバ1kg(4個)が約40円
 
この時期はドリアンも街にあふれています
 
甘いパイナップル1個約35円
 
サッポロプレミアム330mlが約80円

ダラット市植物園 
   

スアンフーン湖北側にあるダラット最大のフラワーガーデン

ここも花がいっぱい

   
龍のモニュメント
 

ダラットゴルフクラブ  
 1930年代にバオダイ皇帝が自分自身のコースとして6ホール建設したことから始まった。ベトナム戦争等の紆余曲折を経て現在伝統あるチャンピオンコースとなっている。プレーフィーは一人12,000〜13,000円と少々高め。怪我がなければ、1〜2回プレーする予定であったが今回は見学のみ。

1番パー3で素振りをしてみました、オンしたようです?

ゴルフクラブの入り口

霊山寺 中国とフランスの建築様式をミックスさせた寺  

霊山寺の玄関
 
菩提樹の下の仏陀像
   

クレージー・ハウス 大きな木をモチーフにした奇抜な外観のホテル

観光客も結構多い

奇抜な外観のホテル、ちょっとやり過ぎでは?


バオダイの別荘  
 グエン朝最後の皇帝バオダイとその家族の別荘 。部屋数は多いが意外と質素な建物 

ヨーロッパ風の建築

別荘の貴婦人?
フランス式の庭園

ミンタムガーデン 
   
 
庭が見学できるホテルである
 
敷地全体に花壇がが整備されており、周囲はすべて松林が広がっている
 
ここも花がいっぱい
ダラット駅

 
ダラット駅 フランス時代に1933年建設 ベトナム一美しいと言われている。現在は観光列車がチャイマット村まで片道約7KMを走っている
(太平洋戦争当時、ベトナムに進出した日本軍が木材を運んでいたと林芙美子の小説「浮雲」に描かれている)
 
日本製の機関車

終点のチャイマット駅 
 
1日に5便が運行
 
沿線は見渡す限り高原野菜・花の大農場が広がる

車内ではおいしいベトナムコーヒーがふるまわれる
 

チャイマット村 では霊福寺を観光

ケーブルカー で竹林禅院へ 
ロビンヒルまでタクシーでホテルから約2km 
 
ロビンヒルから竹林禅院2.3kmを結ぶ
 
ベトナム最大規模の禅寺 竹林禅院


 ベトナム全体にこの「天上天下唯我独尊」の像がよくみられる僕もしてみました

所用時間約20分

境内には手入れの行き届いた美しい花園がいっぱい

ケーブルカーから見える景色は素晴らしい 
下にはこのあたり一帯 ランタナの木で
覆われている
 
境内にはデエイゴの木が多い

ダデイエン湖と愛の盆地 車をチャーターして   
 
ロマンッチックな雰囲気

花がいっぱい、松もいっぱい 
 
ここも観光客がいっぱい
 
愛の盆地」 恋人のリング交換の像

 黄金の大仏
Van hanh

XQ 刺繍センター
緻密な刺繍で出来た絵 
 
フランス植民地時代の建物
まだそのころの建物がたくさん残っている

フランス植民地時代に建てられたカトリック教会 

むこうに見える丘の上、ベトナム戦争当時アメリカ空軍の基地、飛行場があった。 1975年4月2日ダラット陥落 

Cu Lan 村  ダラット中心より 20km
        「Dalat tourist」ツーリスト インフォメーションセンターで申し込んだツアーで行った。観光地化された原住民の村

入り口の看板


筏であそぶ学生たち 
 
吊り橋もあるよ

原住民の生活の様子を展示 
 
お祭り広場

Golden valley
  ダラット中心より18km。 途中の山々は松が植えられ、根元はよく手入れされて草原のように美しい。山の保護のため現在は伐採が禁じられているとか。 
 大きなアジサイが雨の中で満開
このあたりの山々は手入れが行き届いた松が
植えられている。

水の流れで涼しげ 
 
Dunkia-Golden Stream Lake
この周辺の山もすべて松が植えられている。

昼食 ランビアン山の麓の村 Lat村コホ族の民族料理  
 
 
焼きバナナは初めてだ
 
鶏の丸焼き
 
同じパーテーのホーチミンからきたベトナム人カップルと

ランビアン山 の頂上へ ランとビアンの恋物語の発祥の山としてベトナム人に愛されいる山。 四輪駆動車に乗り換えて  
 
ランビアン山の頂上は豪雨
ダラットの町が美しく見渡せるはずが何も見えな
 
ランビアン山
伝説のランとビアン
 

 
ふもとまで降りると雨が上がった。


Damain de Marie Church
フランス統治時代に建てられた

博物館 Lam Dong Museum
ダラットの歴史、地質 文化を展示 
     


ダタンラの滝   タクシーをチャーターして

ダタンラの滝の入り口

休みのため多数の子供連れ の観光客でごったがえしている
 
コースターもあり帰りに乗ってみた

ダラットの中心 
 

ダラット中心のロータリー


街の中心
スアンフーン湖(太湖 )

湖畔のカフェで一休み

 
ベトナムは世界第2位のコーヒー生産国
淹れ方も独特
コンデンスミルク入りが好まれている


 

フランス植民地時代にフランス人が建てたヴィラ 
現在はホテルになっている

ダラットお勧めのホテル ダラットパレスホテル (我々のホテルと経営者は同じ)
 1週間でもここでゆっくりできたら最高 料金は我々のホテルの約3倍
 
1922年ときの皇帝バオダイの別荘として建てられた。由緒あるパレスホテル

ダラットパレスホテルの前は広大な庭園、
湖とランビアン山が見渡せる

 
ダラットゴルフ場も経営
バオダイ皇帝が建設したチャンピオンコースであるが、かなり高め
     

ダラットからホーチミンへ

 フンチャンバスの寝台車で  約8時間(ホーチミン〜ダラット間は航空機が3便往復している)

ホーチミンへ1日10数台、他各地へと頻発
バス便が発達している


上下2段横3列縦5席とゆったり、土足厳禁


バスの沿線は一面のコーヒー畑
ドリアン、ジャックフルーツ,れんぶ、アボガド、マンゴーなどが鈴なり

 4、ホーチミン 宿 街の中心 ドンコイ通りに近い 「HO SEN HOTEL」
今回はホーチミンは単なる通過地点で観光は考えていなかったが、ホテルから歩いていける距離に歴史的な建造物がたくさんあるので、出来るだけ見て回った。
   

オペラ ハウス(市民劇場) 
フランス統治時代1898年建設
南ベトナムの国会議事堂として使われていた

清水建設 地下鉄 及びオペラハウス駅建設工事現場


看板にはBETNAM−JAPAN
「Ho chi Min city urban railway construction project」と書いてある。
 
統一会堂  (サイゴン陥落までの南ベトナム大統領官邸)
 1階以上はベトナム戦争当時の南ベトナム政府の大統領官邸として豪華な造り、地下はベトナム戦争当時の大統領司令室やアメリカ政府と連絡を取り合った放送局が当時のまま残されている。帰国してから分かったことだが、20年前も家族で訪れていて当時の日本語のパンフレットも残していた。それを見るととてもわかりやすいが。現在は日本語のパンフレットはないので日本語ツアーに入るべきであったと後悔している。 
 

統一会堂前のレユアン通り
解放軍の戦車がこの通りをやってきた。

旧大統領官邸1975,4,30日サイゴン陥落後の
現在は統一会堂


屋上のヘリポートとヘリコプター
赤い丸の中に1975.4北ベトナム軍の爆弾が投下された
爆弾を投下した戦闘機はホーチミンし博物館に展示されている

1975年4月30日大統領官邸に突入した戦車
ソ連製843 この横には同じく当日突入した中国製390の戦車も展示されている。
 
旧大統領官邸最上階の大統領の來客の応接室



地下に展示されている写真
1975、4、30 大統領官邸へのレユアン通りを進む解放軍の戦車 
 
写真は南ベトナムに軍隊を送った国と人員
韓国軍が多い50,355人

地下の作戦指揮室

丁度20年前も家族で訪れた
 
豪華な「国書(こくしょ)提出室」にて
 20年前もやはりここに座っていました 
アメリカワシントンと通信したラジオ局 

 
中央郵便局   

19世紀末フランス統治時代に建設された

中もゆったりとしてなかなかなものだ
中央では各切手類や土産物などを売っている。
 
 サイゴン大教会(聖母マリア教会)

2つの尖塔をもつ美しい聖母マリア教会

横から見た聖母マリア教会


サイゴン川河岸   

チャン・フン・ダオ像
13世紀モンゴル軍が攻めてきたとき、迎え撃った英雄

河岸のホーチミンの街を守る砲台

サイゴン川河岸の火炎樹


ホーチミン市博物館   

1885〜1890年建設のフレンチコロニアル風の建物
中には抗仏戦争、ベトナム戦争当時の展示物有 

A−37戦闘機 1975.4,28アメリカ軍より捕獲


F-5戦闘機 米軍の戦闘機。北ベトナム軍が使用して
1975,4,8 南ベトナム大統領官邸の屋上に爆弾を落とした 
 
ベトナム戦争で使用された
1939年ソ連製 対空大砲 

 ベトナム戦争で使用されたアメリカ軍のUH−1ヘリコプター 戦争終結後ベトナム軍が使用  

  
 
サイゴンスカイデッキ
ホーチミン市一高いビルの49階に展望台
ホーチミン市人民委員会 (市庁舎)

1908年建築フランス風の美しい建物

ホーチミン人民委員会前の
ホーチミン像

ホーチミン市随一のショッピングストリート  ドンコイ通り 
 宿がドンコイ通りのすぐ近くだったため、たびたび散歩した。

ドンコイ通りのブテイックでシルクのワンピースとお土産のストールを購入。入店時からオーダーメイドの採寸等、最後の支払いまで日本語での対応をしてくれた。

ショッピングセンター「パークソン」4階フードコートこの階に「イオン スーパーマーケット」あり
日本の食品がたくさん置いてある

「フォー24」のフォー
ここのフォーは文句なしにおいしい。


ダラットについてのまとめ
・ ダラットもサパも約1500M の高原にあるので気温は24℃前後で過ごしやすい。
・ 物価もに安く生活もしやすい。スーパーで付けられている値段を見ると、びっくりするほど安い。例,、大きなフランスパンのバケット30円、缶ビール50円、各くだもの1kg単位で100円に満たない。味も良い。
・ 治安もハノイ、ホーチミンと比較するとずっと安全である。ただバイクは多い
・ 6〜8月は学校が夏休みにはいるのでホテルの予約はタイトである
・ またこの時期は雨期なので一時的に雨が多いが殆どが夜で、また昼に降っても10分間くらいですぐ上がる。外出には携帯の傘を持参
・ お土産品について
 ここでは特産物が多いのでお勧めの土産物がたくさんある。第1、ダラットワイン 第2、アーティチョークのお茶 第3、ダラット産のフルーツで作ったゼリー 第4、ベトナム一おいしいと言われるイチゴのジャム 第5、はちみつ その他マンゴー、ジャックフルーツなどドライフルーツなど、人気のものが多い。


                   経費  2人分      単位円
航空運賃(LCC 往復) 127,100
国内便 (ハノイ→ダラット片道) 32,960
ホテル代 (内ダラット16泊17日 74,144) 141,400
交通費   
   寝台列車(ハノイ⇔ラオカイ往復) 24,600
  寝台バス (ダラット→ホーチミン片道) 2,300
  タクシー  11,680
食費  37,900
観光費、土産他  57,300
   
合計   435,240


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